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アイヌ文化に触れて【2026.09】
9月25日
読了時間: 2分
更新日:9月26日
先日、北海道にあるウポポイ(国立アイヌ民族博物館)へ行ってきた。
縄文の暮らしを続けていたアイヌの人々。文明の影響をほとんど受けず、狩猟採集中心の暮らしをしていた人々がつい最近まで日本にいたことがどれほど貴重であるか。
それは生活様式や言語だけでなく、カムイと呼ばれるアミニズムの思考にあると思う。
自然界のものから生活道具などあらゆるものに宿るカムイは、人に恵みを与え人も儀礼を持ってそれを返す、関わり合うことで互いにとって良い影響を与え合う。
例えばヒグマは、肉や毛皮を土産に持ってやってきたカムイであり、人にとってそれを獲ることがカムイを迎え入れることなり、供物や儀礼を行うことで感謝を伝え、それがカムイの霊力を高めることになる。儀礼は、狩猟で得た子グマを育て解体するようなものもあるようだ。
本来生きていくということは、このように命やそれを生み出すものに直接関わるものであった。
それは目の前のものを通じてその先につながる世界にも感謝し、その住人の一員としての自分を認識し慎ましく生きることにもつながったのだと思う。
古代から続いていたアイヌ文化は、これからを生きるぼくたちの進むべき道を示しているようだった。

